古いゲーム機を思わす間の抜け感がポップで希望と哀愁に溢れたどこかノスタルジックな一曲。おそらくRPG(ロールプレイングゲーム)における仲間にできたのに二度とできなくなってしまったみたいな取り返しのつかない状況を言ってるだけなんやろうけど、それ以上どころか無限なイメージに気持ちを持っていってくれるのが彼らのパフォーマンスの凄いところだ。人間はどんなに一生懸命生きていても、後悔なく生きていても、心の内側の隅に、隅すぎてちょい外に「なにかやり残したこと」があるような気がする生き物だ。それを彼らは代わりに全部やってくれるのだ。僕らはそんな彼らの「チョ!」って魔法で勇者にしてもらう。彼らは魔法を使えるタイプの勇者なのだ。例えば電車で目的地に到着し扉が開き、外への一歩目でこのイントロ、そんなニュアンスで聴きたい一曲。みんなで世界を救おう。
楽曲コメント:ツートライブ周平魂